循環器科の紹介
当院の循環器科は、成人三大死因の一つである心臓病の中でも狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患に対する診断から治療までを、64列MDCT,を用いた心臓CT検査や心臓カテーテル検査での冠動脈造影検査で行い、経皮的冠動脈ステント留置術などのインターベンションを行っています。また、心エコー検査での心臓弁膜症や先天性心疾患の術後成人例の内科的治療はもとより、手術適応例に対しては、県内外の心臓手術施行施設への紹介も行ってきました。また、動脈硬化が原因で発症する末梢血管疾患に対する血栓除去手術、人工血管を用いたバイパス手術、バルーンによる血管形成術などにも対応しています。
このたび4月より、心臓血管外科学会専門医である村山順一先生を迎え、腹部大動脈瘤を含めた血管疾患、下肢静脈瘤の治療などもより積極的に治療ができる体制が整備されました。循環器科外来はこれまで通りの月曜から土曜までの毎日行っておりますが、血管外科外来を週三回行いますので、ご利用ください。
●過去5年間の治療成績(2008-2012)
経皮的冠動脈形成術(ステント留置術) 122例
経皮的末梢血管形成術 339例
末梢血管手術 319例
ペースメーカー関連手術 61例
白石 良(副院長・循環器科部長)
診療科目
循環器科、心臓血管外科
出身大学・経歴
- 佐賀医科大学医学部医学科 卒業
- 佐賀医科大学外科学胸部外科
- 古賀病院心臓血管外科
- 福岡徳州会病院心臓血管外科
- 和白病院心臓血管外科
所属学会・資格
日本外科学会専門医
心臓血管外科の紹介
2013年4月より、当院での血管外科症例の治療を担当しています村山です。前任地の県立病院好生館で数多くの心臓血管外科手術症例を経験してきました。この経験を当院での血管疾患症例の治療に役立てるべく精進してまいります。閉塞性動脈硬化症に対する外科的治療、透析シャントに関連した治療、下肢静脈瘤に対する外科治療および硬化療法、腹部大動脈瘤に対する外科治療やステントグラフトでの治療の適否判定、胸部大動脈瘤の治療の適応判定など全身の血管疾患への対応を考えています。当面は、専門外来は火、木、土の午前中の週三回ですが、循環器科とも協力して診療を行いますのでいつでもご相談ください。
村山 順一(医局長・心臓血管外科部長)
診療科目
心臓血管外科
出身大学・経歴
- 佐賀医科大学医学部 卒業
- 佐賀医科大学附属病院胸部外科
- 小文字病院外科
- 福岡徳洲会病院心臓血管外科
- 新古賀病院心臓血管外科
- 福岡和白病院心臓血管外科
- 高木病院心臓血管外科
- 佐賀県立病院好生館心臓血管外科
所属学会・資格
日本外科学会専門医
日本胸部外科学会認定医
日本循環器学会専門医
三学会構成心臓血管外科専門医
日本脈管学会専門医